前にも書いたかもしれないが
測距点に縛られた構図を良く目にする。
フルサイズ機を使っている人に良くある症状だ。
1枚目の画は小道の奥行きも入れるために1/4近く上側を空けている構図だが、
測距点に縛られた構図とは無意味に上側が空いているものを言う。
[ MODEL : miss .j.t ]
[ EOS-5D2 + EF 135mm/f2L ]
現行のフルサイズ機はAFポイントが中央に寄っているので
そこを使ってAFポイントをセレクトしている以上そうなる。いわば機械の言いなりである。
AFロックして撮れば良いのだが、知らないか、コサイン誤差が出るのを嫌っているのか。
2枚目の画は中央AFポイントで測距しAFロックしている。
[ EOS-5D2 + TAMRON SP AF28-75mm/f2.8 ]
実際のところコサイン誤差はカメラを振る角度が小さいならさほど問題にはならない。
大昔は自分も気にしていたが、それからの経験上、
カメラ側のAF精度のバラツキの方が大きいことが分かった。
5Dmk2は周辺のAFポイントはレンズによっては精度が悪いので
中央のポイントしか使わない。
今回の作例の焦点距離:75mm、135mmではまず問題ないが
50mmぐらいだとコサイン誤差が効いてくる場合もあるのでMFを併用している。
当然ライブビューで拡大MFしないと合わせれきれませんね(汗)
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